東日本料理学校協会 ⁄ 会長挨拶

会長挨拶
東日本料理学校協会

会長 服部幸應

昭和20年生まれ、東京都出身、立教大学卒。
昭和大学医学部博士課程学位取得。
(学)服部学園 服部栄養専門学校 理事長・校長/医学博士/日本食普及の親善大使。

東日本料理学校協会は、会員校の振興と国民の健康増進をはかることを目的として発足し、65周年を超える歴史と伝統を持つ協会です。

食料難の時代から飽食の時代へと移り変わる中、家庭料理こそ大切なものであり、温かな愛情が伝わるものであると信じ、家庭料理の普及に努めてまいりました。

そして、私が会長に就任し、「食育」を提唱するようになってからは、食育も基本理念に加え、「食育と家庭料理は料理学校から」というスローガンを掲げております。

皆様にとっての思い出の“家庭料理”“おふくろの味”はどんなお料理ですか?

なんとも温かな愛情に満ちた味と情景が一緒になって、記憶に刻まれていることでしょう。

しかし、残念なことに、現代では、“おふくろの味”ではなく、レトルトの“ふくろの味”に変わってしまっているというのです。

「食」というのは、私たちが生きていくのに欠かせないのは当然ですが、その中でも“家庭料理”は私たちの心を豊かにする源、“食育”の根幹ではないかと思います。

コロナ禍で、家庭で過ごすことも増えたことと思います。

ぜひ、この機会に、自ら作ることの楽しさ、美味しいと喜んでもらえた時の喜び、美味しいものを食べた時の満足感、みんなで食べることの楽しさ、「これこそ我が家の味!」という食から伝わる家族のつながりや安心感、そして愛情、さまざまな家庭料理の醍醐味、素晴らしさの全てを感じていただきたいと思います。

私たち「東日本料理学校協会」、そして、加盟の料理学校各位、賛助会員各社が、皆様に“家庭料理”の醍醐味・素晴らしさを感じていただくお手伝いができましたら、大変うれしく存じます。

また、私たちと一緒に「食育と家庭料理」を普及していただける料理学校(料理教室、サロン等)の皆様、そして、企業の皆様も歓迎いたします。

お気軽にお問い合わせください。

東日本料理学校協会
会長 服部幸應

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