東日本料理学校協会は、会員校の振興と国民の健康増進をはかることを目的として発足し、65周年を超える歴史と伝統を持つ協会です。
食料難の時代から飽食の時代へと移り変わる中、家庭料理こそ大切なものであり、温かな愛情が伝わるものであると信じ、家庭料理の普及に努めてまいりました。
そして、私が会長に就任し、「食育」を提唱するようになってからは、食育も基本理念に加え、「食育と家庭料理は料理学校から」というスローガンを掲げております。
皆様にとっての思い出の“家庭料理”“おふくろの味”はどんなお料理ですか?
なんとも温かな愛情に満ちた味と情景が一緒になって、記憶に刻まれていることでしょう。
しかし、残念なことに、現代では、“おふくろの味”ではなく、レトルトの“ふくろの味”に変わってしまっているというのです。
「食」というのは、私たちが生きていくのに欠かせないのは当然ですが、その中でも“家庭料理”は私たちの心を豊かにする源、“食育”の根幹ではないかと思います。
コロナ禍で、家庭で過ごすことも増えたことと思います。
ぜひ、この機会に、自ら作ることの楽しさ、美味しいと喜んでもらえた時の喜び、美味しいものを食べた時の満足感、みんなで食べることの楽しさ、「これこそ我が家の味!」という食から伝わる家族のつながりや安心感、そして愛情、さまざまな家庭料理の醍醐味、素晴らしさの全てを感じていただきたいと思います。
私たち「東日本料理学校協会」、そして、加盟の料理学校各位、賛助会員各社が、皆様に“家庭料理”の醍醐味・素晴らしさを感じていただくお手伝いができましたら、大変うれしく存じます。
また、私たちと一緒に「食育と家庭料理」を普及していただける料理学校(料理教室、サロン等)の皆様、そして、企業の皆様も歓迎いたします。
お気軽にお問い合わせください。
東日本料理学校協会
会長 服部幸應